大阪で日帰り白内障手術なら大阪市港区 よしだ眼科クリニック

人生100年時代を「見え」抜く日帰り白内障手術

経験豊富
医師が執刀

充実の
医療機器
・設備

眼内レンズの
種類が豊富

滅菌
感染症対策

の徹底

難しい症例
にも対応

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06-6572-0003

受付時間 9:30-12:30 / 16:30 - 19:00

目次

  1. 白内障とは
  2. 白内障の原因・症状・治療
  3. 白内障手術を受ける時期に
    ついて
  4. 当院の白内障手術の特徴
  5. 眼内レンズの種類・選び方
  6. 白内障手術の流れ
  7. 白内障手術の費用

白内障とはWhat is Cataract

白内障とは、目の中でピント調整の役割を担う水晶体が白く濁ってしまう病気です。
通常、外部から目の中に入ってくる光は水晶体を経由して屈折し、網膜にピントが合います。
しかし、加齢や病気などによって水晶体が濁ってくると、光が上手く通過することができなくなったり、乱反射して上手く網膜に像を結べなくなったり、視力低下を引き起こして日常生活に支障をきたします。この状態が白内障です。

基本的には白内障は加齢とともに進行します。
個人差はありますが、早い方だと40歳を過ぎた頃から白内障の症状が進行し、60歳以上では約80%、80歳を過ぎるとほとんど100%の方に発症するとされています。

健康な目

健康な目

透明な水晶体は光を十分に通します。

白内障の目

白内障の目

水晶体がにごり、光を通しにくくなります。

白内障の原因・
症状・治療causes of cataracts, etc.

白内障の原因

白内障の原因の多くは、加齢によるもの(加齢性白内障)がほとんどです。
水晶体は主にたんぱく質と水で構成されています。
加齢をはじめとする様々な要因から、たんぱく質は徐々に濁っていきます。
その他、加齢以外の原因として、先天性のアトピー性皮膚炎により幼少期の頃から目をたたいたり、擦ったりすること、ボールなどが目に当たったときの外傷などでも白内障になることがあります。
また、一般的に糖尿病の方や強度近視の方は白内障が早く起こりやすいことが知られています。
日常生活におけるタバコの喫煙、過度の飲酒などの習慣や環境要因によっても白内障リスクを高めるといわれていますので、注意しましょう。

白内障の症状

白内障の症状は、水晶体の濁り方によってそれぞれ異なります。
水晶体の周辺部分(皮質)から濁り始めた場合、自覚症状はほとんどありません。
症状を自覚するようになるのは水晶体の中心部分へ濁りが広がり始めた頃です。
白内障が進行すると水晶体の濁りによって目の中に十分な光が届かず、視界がぼやけたり霞んだりするため、視力が低下します。
また、日中の太陽の光のまぶしさに敏感になったり、夜間の対向車のライトが二重、三重に見え、運転がしづらくなったりして、白内障の症状に気づくこともあります。
白内障自体には失明の心配は少ないですが、放置しておくと緑内障などの疾患の発症要因となり得ますので、早期受診の必要があります。

白内障の治療

初期症状が現れた際や症状が軽度な場合には、点眼薬や内服薬の処方によって進行を抑制します。
ただし、これはあくまでも進行を食い止めたり、症状を抑制したりするための対症療法であり、濁った水晶体を元に戻すことはできません。
症状が進行し、見えづらさを解消するためには手術が必要になります。
現在、白内障手術は術式や医療機器の進歩により、患者さまへの負担が少ない「安心・安全な手術」となっています。
多くの眼科施設で日帰り手術が実施されており、国内でもっとも行われている外科手術の中の一つです。
手術では濁った水晶体を超音波で砕いて取り除き、水晶体のあった場所に眼内レンズ(単焦点・多焦点眼内レンズ)を挿入します。

白内障手術を受ける時期についてSurgery timing

白内障と診断されたからといって、多くの場合はすぐに手術をしなければいけないわけではありません。
手術を受けるタイミングは個人の症状やライフスタイルによって異なります。
主に以下のような場合に手術を受けることが推奨されます。

  • 白内障の症状により日常生活に支障をきたす程度に白内障が進行している場合
  • 自動車の運転に影響及ぼしたり、免許更新ができなくなる「視力0.7未満」の場合
  • 集中力が必要であったり安全性が重視される仕事の障害となる場合
  • 他の合併症により白内障の進行が早い場合
  • 緑内障等の目の疾患や糖尿病等の持病により、先伸ばすことによって白内障手術が困難になる場合

当院の
白内障手術の特徴features of this hospital

眼科専門病院で
豊富な手術実績を持つ医師
執刀

全国でも有数の手術実績を誇り、西日本を代表する眼科専門病院の一つである「多根記念眼科病院」で院長は眼科医としてのキャリアを積み上げてきました。通常の白内障手術は勿論のこと、合併症を有する白内障や難症例にも豊富な執刀実績を持ちます。当院では日帰りで白内障手術を実施しており、全て院長が執刀します。

経歴

平成8年3月 愛媛大学医学部卒業
平成8年 愛媛大学医学部付属病院眼科学教室 入局
平成10年 多根記念眼科病院 入職
平成12年 愛媛県 鷹ノ子病院眼科 入職
平成13年 多根記念眼科病院 復職
平成16年 多根記念眼科病院 副部長
平成18年 よしだ眼科クリニック 開院

                                   

資格・所属学会

・日本眼科学会 眼科専門医
・日本手術学会
・日本白内障屈折矯正手術学会
・日本網膜硝子体学会

feature 01

手術設備・機器へのこだわり

  • センチュリオン

    センチュリオン
  • 手術顕微鏡

    手術顕微鏡
  • 笑気麻酔

    笑気麻酔
  • ベリオン

    ベリオン

手術で良い結果を得るには、医師の技量に加え、それを支える設備や機器も大切になります。
ただ最新の設備、最新の機器を入れるというわけでなく、患者様にとって必要か否かを吟味し、院長がセレクトしたもののみを採用しております。

feature02

豊富な眼内レンズラインナップ

健康保険診療適応の「単焦点眼内レンズ」や「選定療養」の多焦点眼内レンズ、さらには完全自費の多焦点眼内と、多種多様な眼内レンズを当院では取り揃えています。
患者様個々のご希望やライフスタイルに合わせて、眼内レンズを提案させていただきます。

豊富な眼内レンズラインナップ

feature03

滅菌感染症対策の徹底

白内障手術は安全性が確立されている手術ではありますが、内眼手術(眼球内で実施される手術)である以上、感染症や合併症のリスクは0ではありません。

当院は、白内障手術に伴う感染症や合併症のリスクに配慮し、手術室の清潔な環境作りや高いレベルで衛生管理を実践し、リスクを0に近づける努力をしております。
手術環境にもこだわり、患者様に安心・安全な手術を提供しています。

feature04

難症例にも対応

難症例の白内障手術とは、水晶体を支えるチン小帯が脆い場合(=チン小帯脆弱)や、通常では手術の際に大きく開く必要がある瞳孔が自立神経の乱れによって広がりづらくなる場合(=小瞳孔眼)などの白内障が挙げられます。
また、アトピー性白内障などの合併症により水晶体が硬化して摘出が困難なケースや緑内障や網膜硝子体疾患との同時手術も高度な技術や専門的な知識が執刀医に求められます。
院長が在籍していた「多根記念眼科病院」には、日夜全国各地から重症例の患者様が紹介されてくるため、勿論、高度な技術を要する手術にも対応が可能です。難症例や合併症を伴う白内障手術も安心してお任せください。

feature05

眼内レンズの種類と
選び方Types and how to choose

見え方の違い

白内障手術では濁った水晶体を摘出し、代わり人口の眼内レンズを挿入します。
術後は水晶体によるピント調整機能がなくなるため、挿入する眼内レンズによって見え方が変わります。
眼内レンズには、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの2つに大別することができます。
健康保険が適用される単焦点眼内レンズは、焦点が「近方」「中間」「遠方」のいずれか一箇所に固定されているため、遠くまたは近くやその間を見る場合には、どちらかにピントを合わせるかを選択する必要があります。
そのため、固定した距離以外を見る場合にはメガネを使用する必要があります。ただし、距離が合う一点においては鮮明な見え方が可能です。
一方で、多焦点眼内レンズは、複数の箇所へ焦点を合わせることのできる機能を持っているため、遠くから近くまでの患者さまのご希望に合わせて見え方を選択することができます。
しかし、多焦点眼内レンズは、様々な方向へ光を屈折させることが可能な構造上、「光がにじんで見える(=ハロー)」や「光がまぶしく見える(=グロア)」、コントラスト(見え方の質)の低下などが生じやすいなどのデメリットも持ちます。
次の項目では、眼内レンズを選ぶ基準について説明します。

単焦点眼内レンズの見え方

単焦点眼内レンズの見え方

多焦点眼内レンズの見え方

多焦点眼内レンズの見え方

当院で採用している
多焦点眼内レンズ

選定療養の多焦点眼内眼内レンズ

                               
名称 TECNIS MULTIFOCAL
テクニスマルチフォーカル
TECNIS Synergy
テクニスシナジー
PanOptix
パンオプティクス
Fine Vision
ファインビジョン
外観
TECNIS MULTIFOCAL テクニスマルチフォーカル
TECNIS Synergy テクニスシナジー
PanOptix パンオプティクス
ミニウェル(Mini Well)
光学部デザイン 2焦点回折型 回折型
(焦点深度拡張型:EDOF)
3焦点回折型 3焦点回折型
特徴 日本で多く使用されている多焦点レンズ。
近方は、 30cm 40cm、 50cmの3種類がある。瞳孔径が小さくても近方は見やすい。
EDOFレンズ (焦点深度拡張型レンズ 遠方から中間距離まで連続した焦点を結ぶレンズ)と2焦点の回折型レンズの構造を組み合わせたハイブリット型眼内レンズ。近方33cmから中間距離、遠方まで連続してより自然な見え方が可能。 初めて国内承認を取得した3焦点レンズ。レンズの特性はENLIGHTENテクノロジーを採用しており、遠方から近方まで幅広い距離で良好な見え方が期待できる。 「遠方と近方」、「遠方と中間」の2種類の2焦点眼内レンズを組み合わされている
3焦点レンズ。
遠方と近方だけでなく、
中間距離へのピント調整も優れている。
レンズの構造により光学的エネルギーロスが抑えられていることからコントラスト感度が良く、ハローグレアもほとんどない。
ピント 2焦点:遠・近 連続焦点 3焦点 3焦点
(∞・30cm・40cm・50cm) (∞ - 35cm) (∞・60cm・40cm) (∞・75cm・35cm)
乱視矯正 ×
生産国 アメリカ アメリカ アメリカ ベルギー
(AMO) (AMO) (AMO) (Phys IOL)
レンズ価格
(片眼)
¥150,000¥280,000
乱視ありの場合は+30,000円
¥320,000
乱視ありの場合は+50,000円
¥300,000

自由診療の多焦点眼内レンズ

                               
名称 レンティスエムプラス(Lentis Mplus) インテンシティ(Intensity Lens)
外観
レンティス(Lentis)
インテンシティ(Intensity Lens)
光学部デザイン 2焦点分節屈折型 5焦点回折型
特徴 上方が遠方・下方が近方で境目が1つ
しかないため光学的ロスが少なく、
コントラスト感度は良好。
乱視矯正用タイプは0.01D刻みで製造。
瞳孔径に影干見えにくい。
響されにくい。
これまでの2焦点や3焦点眼内レンズ
よりさらに進化し、遠距離〜40cmの
全距離でスムーズな見え方を
実現できる。
“5焦点” 眼内レンズであることが
最大の特徴。
ピント 2焦点:遠・近 5焦点
(∞・70cm・60cm・40cm) (∞・133cm・80cm・60cm・40cm)
乱視矯正 ×
ハロー・グレア やや少ない 少ない
コントラスト
感度
生産国 ドイツ イスラエル
(Oculentis) (Hanita Lenses)
レンズ価格
(片眼)
¥180,000
乱視ありの場合は+30,000円
¥300,000
乱視ありの場合は+30,000円

眼内レンズの
選び方

眼内レンズを選ぶ際には、自分の生活スタイルや見え方の優先順位を明確にし、それぞれの眼内レンズのメリットとデメリットを理解した上で選ぶことが重要です。
改めてそれぞれのレンズの大まかな特徴を説明すると、単焦点眼内レンズは、焦点を一箇所に固定して絞ることで見え方の質が高くなりますが、焦点を絞った箇所以外を見る際にはメガネが必要になります。
一方で多焦点眼内レンズは焦点を複数の距離に合わせることができるので、メガネがほとんど不要になり裸眼での日常生活が可能ですが、見え方の質においては、単焦点眼内レンズと比較するとやや劣る傾向があります。
当院では多種多様な眼内レンズのそれぞれの特性を把握している医師だけでなく、スタッフによる慎重なヒアリングを通じて、患者様のご希望やライフスタイルに合わせた眼内レンズを提案しています。

単焦点眼内レンズ

※乱視の強い方はピントを合わせた距離でも眼鏡が必要です。 度数の違う眼鏡を距離に合わせて使いわけます。

多焦点眼内レンズ

※手術後に乱視が残る場合は 「必要時に眼鏡装用」 もしくは 「タッチアップ (乱視矯正手術)」をします。

白内障手術の流れsurgical procedure

申し込みからの流れ

  1. 手術のお申し込み

    当院の白内障手術は日帰りでの手術が可能になりますが、白内障手術を受ける時期については個人の症状やライフスタイルによって異なりますので、診察時に患者さまにヒアリングをし、適切な時期を判断させていただきます。

    STEP1

  2. 術前検査

    手術を安全に行えるかどうか、術前に検査を行います。
    主な検査には以下が挙げられます。

    主な検査

    • 視力検査
    • 眼圧検査
    • 細隙灯顕微鏡検査
    • 眼底検査、眼軸長検査
    • 角膜曲率半径
    • 角膜内皮細胞検査
    • 全身検査(血液検査・血圧・心電図)

    その他にも患者さまの目の状態によって必要な検査がある場合にはご案内いたします。
    正確なデータを測定することが手術にとって重要ですので、検査当日に体調が悪い場合や眼の調子が悪い場合は、事前にお知らせください。

    STEP2

  3. ご自宅での点眼

    手術前の3日間から手術当日の朝まで、1日1~2回の点眼が必要となります。

    STEP3

  4. 手術当日

    手術当日の食事は普段通りにお取り頂いて構いません。
    ご来院の際にはご自身での運転を控えていただき、交通機関をご利用いただくなどお願いいたします。
    手術前には血圧・脈拍・体温測定の後、散瞳目薬の点眼をいたします。
    術後は院内で30分ほどの安静時間の後、帰宅後の生活指導点眼指導や再診予約をしていただき、帰宅となります。

    STEP4

  5.                            

    術後検診

    術後翌日に検査でお越し頂きます。
    以降の検査については、医師の指示に従って受診をお願い致します。
    術後経過に問題がなければ、徐々に受診間隔を伸ばしていきます。

    STEP5

白内障手術の流れ

  1. 点眼薬により瞳孔(ひとみ)を大きく開かせます。

  2. 点眼での麻酔をして、耳側の白目と黒目の境目の角膜を約3mm切開します。

  3. 超音波によって水晶体を砕き、摘出します。

  4. 水晶体のあった場所に眼内レンズを挿入します。
    ※切開創は自然治癒するので縫合することはありません。

白内障手術の費用surgery costs

単焦点眼内レンズ(保険適応)の場合

施術内容 費用
1割負担の方 約15,000円
3割負担の方 約45,000円

選定療養対象の
多焦点眼内レンズの場合

選定療養対象の多焦点眼内レンズの場合
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                
施術内容 費用
TECNIS MULTIFOCAL IOL+4.0D
テクニスマルチフォーカル
150,000円(税込)
TECNIS Synergy
テクニスシナジー
280,000円(税込)
TECNIS Synergy
テクニスシナジー
(乱視あり)
310,000円(税込)
PanOptix
パンオプティクス
320,000円(税込)
PanOptix
パンオプティクス
(乱視あり)
370,000円(税込)
Clareon Vivity
クラレオンビビティ
320,000円(税込)
FINE VISION
ファインビジョン
300,000円(税込)

※上記レンズ代金に加え、保険手術代がかかります。

自由診療の多焦点眼内レンズの場合

                                                                                                                                               
施術内容 費用
Lentis Mplus
レンティスエムプラス
180,000円(税込)
Lentis Mplus
レンティスエムプラス
(乱視あり)
210,000円(税込)
Intensity
インテンシティ
300,000円(税込)
Intensity
インテンシティ
(乱視あり)
330,000円(税込)

※上記レンズ代金に加え、手術代金250,000円がかかります。

白内障に関するお問い合わせはこちら

06-6572-0003

受付時間 9:30 - 12:30 / 16:30 - 19:00

記事執筆

眼科医 吉田 稔

日本眼科学会 眼科専門医

大阪の多根記念眼科病院で長年従事し、白内障手術、緑内障手術、網膜硝子体手術、レーシック(LASIK)やICL(眼内コンタクトレンズ)などの屈折矯正手術、角膜移植などの眼科手術に対して幅広い知見と執刀経験を持ちます。
現在、医療法人ひつじ会 よしだ眼科クリニックの理事長として地域医療に貢献。多数の眼科手術を手掛けます。

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