眼瞼下垂は、まぶたが下がることで見えづらさや目の疲れ、頭痛などを引き起こすことがある病気です。
加齢だけでなく、コンタクトレンズの使用などが関係する場合もあります。
症状や原因、手術治療についてわかりやすくご紹介します。
Features
よしだ眼科クリニックの
眼瞼下垂手術の特徴
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Feature
01
眼形成外科医として経験豊富な相川医師がカウンセリングから手術までを対応
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Feature
02
眼科専門クリニックだからこそできる「目の機能」を守る手術
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Feature
03
「自然な仕上がり」と「機能改善」を両立する手術設計

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜の働きが低下し、目が開きにくくなる状態です。
生まれつきみられる「先天性眼瞼下垂」と、加齢やコンタクトレンズの長期使用などによって生じる「後天性眼瞼下垂」があります。
特に40〜60代では、加齢に伴う腱膜の菲薄化や瞼板との解離が起こりやすく、眼窩脂肪の後退によって目元のくぼみが目立つことも少なくありません。
放置すると視野が狭くなり、日常生活に支障をきたす場合があります。
また、目を開こうとして額の筋肉を使い続けることで、慢性的な頭痛や肩こりにつながることもあります。
さらに、まぶたが下がることで疲れた印象や老けた印象を与えやすくなり、見た目や日常生活に影響を及ぼすことがあります。

眼瞼下垂と間違えやすい症状
まぶたが重く感じたり目が開けにくくなったりする症状は、必ずしも眼瞼下垂とは限りません。
見た目が似ていても原因や治療法が異なるため、正確な診断が重要です。
ここでは、眼瞼下垂と間違えやすい代表的な症状をご紹介します。
眼瞼皮膚弛緩(老人性皮膚弛緩)
加齢によってまぶたの皮膚が伸びたりたるんだりし、上まぶたに皮膚がかぶさる状態です。
目が小さく見えたり視界が遮られたりすることがありますが、まぶたを持ち上げる筋肉自体には問題がない点が眼瞼下垂との違いです。
眉毛下垂
加齢などによって眉毛の位置が下がり、上まぶたの皮膚が押し下げられる状態です。
眼瞼下垂と同様にまぶたが重く感じられますが、原因は眉周囲の組織の下垂にあります。両者が同時にみられることも少なくありません。
眼瞼痙攣
自分の意思とは関係なくまぶたがけいれんし、目を開けていられなくなる病気です。
まぶたが下がって見えるため眼瞼下垂と間違われることがありますが、原因は筋肉を動かす神経の異常であり、治療方法も異なります。
眼瞼下垂とは

眼瞼下垂は、単に「まぶたが下がる」だけではありません。
見えにくさや目の疲れ、頭痛など、さまざまな症状として現れることがあります。
以下の項目に当てはまるものがある方は、眼瞼下垂の可能性があります。
- まぶたが重く感じる
- 目が開けにくい
- 視界の上の方が見えづらい
- 夕方になると目が疲れる
- 額にしわを寄せて物を見ることが多い
- 慢性的な頭痛や肩こりがある
- 眠そうに見えると言われる
- 左右の目の大きさが違って見える
- 写真を見ると目が小さく写る
- コンタクトレンズを長年使用している
眼瞼下垂が疑われる「日常のサイン」
眼瞼下垂はゆっくり進行することが多く、ご自身では気付きにくい場合があります。
次のような変化がみられる場合は注意が必要です。
こうしたサインが続く場合は、眼瞼下垂が関係している場合があります。
- 運転中に信号や標識が見えにくい
- 上の棚の物を見るときに顔ごと上げている
- 夕方になるとまぶたが重く感じる
- 目の疲れがなかなか取れない
- 慢性的な頭痛や肩こりが続いている
- 写真を撮ると目が細く見える
- 目を開けるとき無意識に眉毛を持ち上げている
- 額のしわが以前より目立つようになった
- テレビや読書の際にあごを上げる癖がある
- 眠そうな表情に見られることが増えた
眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂にはさまざまな原因があり、加齢だけでなく生活習慣や既往歴が関係している場合もあります。
主な原因は以下のとおりでその他、まれに神経や筋肉の病気が原因となる場合もあります。
原因によって適した治療法が異なるため、まずは原因を把握することが大切です。
・加齢(腱膜性眼瞼下垂が最多)
加齢に伴い、まぶたを持ち上げる筋肉と瞼板をつなぐ「挙筋腱膜」が伸びたり薄くなったりすると、目を開く力が弱くなります。
成人の眼瞼下垂では最も多い原因であり、「腱膜性眼瞼下垂」と呼ばれています。
・コンタクトレンズの長期使用(特にハード)
コンタクトレンズの着脱を長年繰り返すことで、まぶたの裏側に負担がかかり、挙筋腱膜が伸びることがあります。
特にハードコンタクトレンズの使用者に多くみられる原因のひとつです。
・花粉症・アトピーによる目こすり
花粉症やアトピー性皮膚炎によるかゆみで目を頻繁にこすると、まぶたへ慢性的な刺激が加わります。
その積み重ねによって腱膜が傷み、眼瞼下垂の発症や進行につながる場合があります。
・眼科手術後
白内障手術などの眼科手術後に、一時的または長期的な眼瞼下垂がみられることがあります。
手術中の器具によるまぶたへの負担や、術後の組織変化が関係していると考えられています。
・生まれつきの筋力不足
先天性眼瞼下垂では、生まれつきまぶたを持ち上げる筋肉の発達が不十分なことがあります。
乳幼児期からまぶたが下がっていることが特徴で、視機能の発達に影響する場合には早期の対応が必要です。
POINT
コンタクトレンズ使用者が眼瞼下垂になりやすい理由
コンタクトレンズを長期間使用している方は、眼瞼下垂を発症しやすいことが知られています。
特にハードコンタクトレンズでは、毎日の着脱時にまぶたを引っ張る動作を繰り返すため、まぶたを持ち上げる挙筋腱膜に負担がかかりやすくなります。
その結果、腱膜が伸びたり外れたりして、まぶたが下がる原因となることがあります。
長年コンタクトレンズを使用していて目が開けづらくなった場合は、眼瞼下垂の可能性も考えられます。
眼瞼下垂を悪化させる日常習慣
眼瞼下垂は加齢による変化だけでなく、日常生活の習慣によって症状が進行しやすくなる場合があります。
次のような習慣に心当たりがある方は注意が必要です。
こうした習慣を見直すことは、眼瞼下垂の予防や進行抑制につながる可能性があります。
ただし、すでに眼瞼下垂が進行している場合は、手術などの治療が必要となることもあります。
・目を頻繁にこする
花粉症やアレルギーによるかゆみで目をこすると、まぶたや挙筋腱膜に繰り返し負担がかかります。
・コンタクトレンズの着脱時にまぶたを強く引っ張る
特にハードコンタクトレンズの使用者では、長年の刺激が眼瞼下垂の一因となることがあります。
・アイメイクを強くこすって落とす
毎日のクレンジングでまぶたを強く擦る習慣は、まぶたの組織に負担を与える可能性があります。
・まぶたの重さを我慢し続ける
無意識に額の筋肉を使って目を開ける状態が続くと、頭痛や肩こりなどの症状が強くなることがあります。
・アレルギー症状を放置する
かゆみや炎症が続くことで目をこする機会が増え、まぶたへの負担も大きくなります。
眼瞼下垂の種類

眼瞼下垂は、生まれつきみられる「先天性眼瞼下垂」と、加齢やコンタクトレンズの使用、外傷などが原因で発症する「後天性眼瞼下垂」に大きく分けられます。
原因によって症状の現れ方や治療方法が異なるため、適切な診断が重要です。
| 種類 | 主な原因 |
| 先天性眼瞼下垂 | 生まれつきの筋肉の発達不全 |
| 後天性眼瞼下垂 | 加齢、コンタクトレンズ、外傷、手術など |
| その他 | 神経や筋肉の病気によるもの |
先天性眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂は、生まれつきまぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋」の発達が不十分なことで起こる眼瞼下垂です。
乳幼児期から片目または両目のまぶたが下がっていることが特徴で、重症の場合には視力の発達に影響を及ぼすこともあります。
無意識にあごを上げて物を見る姿勢がみられることもあり、成長や視機能への影響を考慮しながら治療時期を検討します。
後天性眼瞼下垂
後天性眼瞼下垂は、成長後に発症する眼瞼下垂の総称です。
加齢による組織の変化が最も多い原因ですが、コンタクトレンズの長期使用、外傷、眼科手術後などによって起こる場合もあります。
徐々に進行することが多く、「最近目が開けにくい」「まぶたが重い」といった症状から気付かれることも少なくありません。
腱膜性眼瞼下垂(加齢性眼瞼下垂)
腱膜性眼瞼下垂は、後天性眼瞼下垂の中で最も多くみられるタイプです。
まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋と瞼板をつなぐ「挙筋腱膜」が、加齢や長年のまぶたへの負担によって伸びたり外れたりすることで発症します。
40〜60代以降に増加し、目が開けにくい、額にしわを寄せて物を見る、夕方になると目が疲れるといった症状がみられます。
進行すると視野が狭くなり、頭痛や肩こりの原因になることもあります。
外傷性眼瞼下垂
外傷性眼瞼下垂は、けがや事故によってまぶたを持ち上げる筋肉や腱膜、神経が損傷されることで生じる眼瞼下垂です。
顔面の打撲や切り傷、スポーツによる外傷などが原因となる場合があります。
損傷の程度によっては自然に改善することもありますが、症状が残る場合には手術による治療が検討されます。
受傷後にまぶたが上がりにくくなった場合は、早めの受診が大切です。
眼瞼下垂を放置すると

眼瞼下垂は、単にまぶたが下がるだけの問題ではありません。
症状が進行すると上方の視野が狭くなり、階段の上り下りや運転中の信号確認などに支障をきたすことがあります。
その結果、転倒や事故のリスクが高まる可能性もあります。
また、下がったまぶたを無理に持ち上げようとして額の筋肉を使い続けるため、慢性的な頭痛や肩こり、眼精疲労に悩まされる方も少なくありません。
常に額へ力が入ることで、おでこのしわが深く刻まれてしまう場合もあります。
さらに、まぶたが下がることで目元が重たく見え、「老けて見える」「眠そうに見える」「不機嫌そうな印象を与える」と感じる方もいます。
日常生活の快適さだけでなく、見た目の印象にも影響するため、気になる症状がある場合は早めに眼科へ相談することをおすすめします。
眼瞼下垂の治療法

眼瞼下垂の治療法は、原因や症状の程度、まぶたを持ち上げる筋肉の機能によって異なります。
適切な治療を選択するためには、眼瞼下垂の種類や状態を見極めることが大切です。
挙筋腱膜前転法
挙筋腱膜前転法は、加齢による腱膜性眼瞼下垂に対して最も広く行われている手術です。
伸びたり外れたりした挙筋腱膜を適切な位置に固定し直すことで、まぶたを持ち上げる力を回復させます。
まぶたを開く筋肉そのものの機能が保たれている方に適しており、自然な開き具合を目指しやすいことが特徴です。
保険適用の対象となることも多く、眼瞼下垂治療の標準的な術式として行われています。
挙筋短縮法
挙筋短縮法は、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の機能が低下している場合に行われる手術です。
筋肉や腱膜を短縮することで、まぶたを開く力を強めます。
先天性眼瞼下垂や挙筋機能が十分でない症例に適応されることが多く、症状や筋肉の働きを確認しながら術式を選択します。
まぶたの開き具合を調整しながら行うため、機能面と見た目のバランスを考慮した治療が重要です。
ミュラータック法
ミュラータック法は、ミュラー筋と呼ばれるまぶたの補助的な筋肉を短縮することで、まぶたを持ち上げる手術です。
比較的軽度の眼瞼下垂に適応されることが多く、まぶたの裏側から操作を行うため、皮膚表面に傷ができないという特徴があります。
ただし、すべての眼瞼下垂に適応できるわけではなく、筋肉の機能や症状の程度を確認したうえで適応を判断します。
前頭筋吊り上げ術
前頭筋吊り上げ術は、眼瞼挙筋の機能が著しく低下している場合に行われる手術です。
まぶたと額の筋肉(前頭筋)を連結し、額の力を利用してまぶたを開けられるようにします。
重度の先天性眼瞼下垂などに適応されることが多く、視野の改善を目的として行われます。
まぶたを開ける仕組みが変わるため、術後は額の筋肉を使って目を開ける感覚に慣れる必要があります。
眉下切開術(眉毛下皮膚切除術)
眉下切開術は、眉毛の下に沿って余分な皮膚を切除し、上まぶたのたるみを改善する手術です。
厳密には眼瞼下垂手術とは異なるものですが、皮膚のたるみによってまぶたが重く見える方に有効な場合があります。
眉毛のラインに沿って切開するため傷跡が目立ちにくく、自然な目元を目指しやすいことが特徴です。
眼瞼下垂と皮膚弛緩が併存している場合には、他の術式と組み合わせて行うこともあります。
当院の眼瞼下垂手術の特徴

眼瞼下垂手術では、まぶたを上げるだけでなく「見え方」や「目元の自然さ」にも配慮することが大切です。
よしだ眼科クリニックでは、眼形成外科を専門とする医師が診療を担当し、機能面と見た目の両方を考慮した治療をご提案しています。
眼形成外科医として経験豊富な相川医師がカウンセリングから手術までを対応
よしだ眼科クリニックでは、眼形成外科を専門とする相川医師が、カウンセリングから手術、術後のフォローまで一貫して担当しています。
相川医師は大学病院や眼形成外科専門施設で研鑽を積み、まぶたや涙道など目の周囲の治療に携わってきました。
眼瞼下垂の治療では、単にまぶたを持ち上げるだけではなく、目の開き方や左右差、見え方への影響なども考慮しながら治療方針を決定します。
目元はわずかな変化でも印象や機能に影響しやすい繊細な部位です。
そのため当院では、お一人おひとりのまぶたの状態やご希望を丁寧に確認しながら診療を進めています。
執刀医自身が診察から手術、アフターケアまで継続して担当することで、治療前後の変化を把握しやすく、患者さんにも安心して治療を受けていただける体制を整えています。
眼科専門クリニックだからこそできる「目の機能」を守る手術
眼瞼下垂手術は見た目の改善だけでなく、「しっかり見えること」を目指す治療でもあります。
よしだ眼科クリニックでは眼科専門クリニックとして、視機能への影響を十分に考慮しながら手術計画を立てています。
例えば、まぶたの位置を調整することで生じるドライアイ症状や乱視の変化、見え方への影響などについても術前に確認します。
また、美容目的の施設では実施されないこともある視機能評価や眼科的検査を行い、目の状態を詳しく確認したうえで治療方針を決定します。
さらに、術後にドライアイや違和感などの視機能トラブルが生じた場合にも、同じ院内で眼科診療として継続的なフォローが可能です。
目を専門とするクリニックだからこそ、機能面まで見据えた治療をご提供しています。
「自然な仕上がり」と「機能改善」を両立する手術設計
眼瞼下垂手術では、まぶたがしっかり開くようになることはもちろん大切ですが、術後の見た目にも配慮する必要があります。
まぶたを上げすぎると「目が見開いたようになった」「表情が不自然になった」と感じる原因になることがあります。
当院では、目の開き具合だけでなく、左右差や黒目の見え方、眉毛の位置、顔全体とのバランスなども考慮しながら手術計画を立てています。
診察時には術後のイメージを確認しながらシミュレーションを行い、患者さんのご希望を丁寧に伺います。
視野の改善や見えやすさといった機能面と、自然で違和感の少ない目元という整容面の両方に配慮し、お一人おひとりに合わせた手術を目指しています。
担当医師 相川美和
料金
眼瞼下垂の治療は、保険適用できます。
| 3割負担 | 1割負担 | |
| 眼瞼下垂手術(挙筋短縮術) | 約60,000円 | 約15,000円 |
| 眼瞼下垂手術(その他) | 約50,000円 | 約14,000円 |
※保険によって負担率はかわります。
※別途費用が発生する場合があります。
手術概要

眼瞼下垂手術は、まぶたの状態や症状に応じて術式を選択し、日帰りで行うことが可能です。
手術によって視野の改善や目の開きやすさの向上が期待できますが、術後には腫れや内出血などのダウンタイムもあります。
ここでは、手術の概要や術後の経過についてご紹介します。
| 項目 | 内容 |
| 手術時間 |
両側で60〜120分 |
| 麻酔 |
局所麻酔・点眼麻酔・笑気麻酔 など状態や術式に応じて決定 静脈麻酔 |
| 入院 |
日帰り手術 |
| ダウンタイム |
10日間程度 |
| リスク・副作用 |
出血、感染、兎眼(目がしっかり閉じられなくなる状態)、眼瞼下垂症の再発 まぶたの開きすぎによるドライアイや術後の炎症による腫れ、まぶたの形や見た目の変化 また、眼瞼下垂手術の傷跡が残る可能性があります。 |
| 術後の経過 |
術後は定期的に診察を行い、傷の治り方やまぶたの開き具合、見え方の変化などを確認します。 |
| 術後の注意事項 |
術後しばらくは目元への強い刺激を避け、医師の指示に従って点眼や内服を行っていただきます。 施術後、眼瞼下垂が再び悪化したり、左右のまぶたのバランスが崩れたり、二重のラインが取れたりした場合、まれに再施術を検討することがあります。 |
手術の流れ

眼瞼下垂手術は、ご予約から術後フォローまで段階的に進めていきます。
まず診察と検査を行い、症状やまぶたの状態を確認したうえで手術の適応を判断します。
その後、手術内容や注意事項について詳しくご説明し、日程を調整します。
術後も定期的に経過を確認しながら、まぶたの状態や見え方をフォローしていきます。
ご予約
まずは診察をご予約ください。
診察では現在の症状やお悩みを伺いながら、眼瞼下垂の有無や原因について確認します。
手術を希望される場合でも、まずは検査や診察を行い、本当に手術が必要な状態かを判断します。
気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
カウンセリング
カウンセリングでは、まぶたの状態や見え方のお悩み、ご希望の仕上がりについて詳しくお伺いします。
眼瞼下垂の程度や原因を確認し、適した治療法をご提案します。
また、手術によって期待できる改善点や考えられるリスクについても丁寧にご説明し、十分にご理解いただいたうえで治療を進めます。
デザイン
眼瞼下垂手術では、まぶたの開き具合だけでなく左右差や目元全体のバランスも重要です。
当院では手術前にシミュレーションを行いながら、患者さんと仕上がりのイメージを共有します。
見えやすさの改善と自然な印象の両立を目指し、一人ひとりに合わせたデザインを行います。
麻酔
手術では局所麻酔を使用することが一般的です。
実際の麻酔方法は、患者さんの状態や術式に応じて決定します。
麻酔の際に多少の痛みを感じることがありますが、できるだけ負担を軽減できるよう配慮しています。
手術中は意識がある状態ですが、適宜まぶたの開き具合を確認しながら進めるため、より自然な仕上がりを目指すことができます。
手術の麻酔は痛みを感じにくい静脈麻酔で行うようにしています。
ただし保険診療で行う場合は、静脈麻酔の使用が認められていません。(自費になります)
なお、当院では不安や痛みを和らげるため、局所麻酔と併用し「低濃度笑気麻酔」を導入しています。
ご希望の方は、遠慮なくおっしゃってください。
手術
選択した術式に応じて、まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜を調整します。
手術時間は症例によって異なりますが、一般的には両側で60〜120分程度です。
手術当日にご帰宅いただけるため、入院の必要はありません。
術後は安静に過ごし、医師の指示に従ってケアを行っていただきます。
アフターケア
術後は腫れや内出血の経過を確認するため、定期的に診察を行います。
目の開き具合や傷の治り方だけでなく、ドライアイ症状や見え方の変化についても確認しながらフォローします。
気になる症状や不安なことがあれば、いつでもご相談いただけます。
よくある質問
眼瞼下垂手術を検討されている患者さんからは、痛みや保険適用の有無、術後の過ごし方などについて多くのご質問をいただきます。
ここでは、よく寄せられるご質問とその回答をご紹介します。
手術は痛いですか?麻酔はどうしますか?
眼瞼下垂手術では麻酔を使用するため、手術中の強い痛みは通常ありません。
ただし、麻酔の注射時にチクッとした痛みを感じることがあります。
麻酔方法は手術内容や患者さんの状態によって異なるため、詳しくは診察時にご説明いたします。
不安なことがあれば遠慮なくご相談ください。
眼瞼下垂手術は保険適用されますか?条件は?
眼瞼下垂によって視野が狭くなるなど、機能的な障害が認められる場合には保険適用となることがあります。
一方で、見た目の改善のみを目的とした治療は自費診療となる場合があります。
保険適用の可否は診察や検査結果をもとに判断します。
メイク・洗顔・入浴はいつから可能ですか?
一般的には以下のとおりです。
シャワー: 手術翌日から可能
洗顔: 手術翌日から可能(ただし、まぶたはこすらず優しく洗うこと)
入浴(湯船への浸水): 術後3日目から可能
アイメイク: 術後2週間後から可能
術後の経過や術式によって異なりますが、洗顔や入浴は一定期間制限が必要となる場合があります。
また、アイメイクについても傷の状態を確認しながら再開時期をご案内します。
詳しい注意事項は手術後にご説明いたしますので、医師の指示に従ってください。
片目だけでも手術できますか?
片側のみ眼瞼下垂がある場合には、片目だけの手術も可能です。
ただし、まぶたの左右差やバランスを考慮する必要があるため、診察時に適切な治療方針をご提案します。
症状によっては両側の治療をおすすめする場合もあります。
効果はどのくらい持続しますか?再発はしますか?
眼瞼下垂手術の効果は長期間持続することが期待できますが、加齢による変化や体質などによって再びまぶたが下がることがあります。
特に腱膜性眼瞼下垂では、時間の経過とともに組織が変化するため、将来的に再発する可能性はゼロではありません。
他院で手術した後の修正もできますか?
他院で受けた眼瞼下垂手術後の左右差や開き具合の不満、再発などについてもご相談いただけます。
ただし、修正手術は初回手術よりも難易度が高くなる場合があります。
現在の状態を詳しく確認したうえで、治療の可否や方法をご説明いたします。
