眼瞼内反症

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「まつげが目に当たって痛い」「目がゴロゴロする」「涙が出やすい」といった症状は、眼瞼内反症(逆さまつげ)が原因かもしれません。
眼瞼内反症にはさまざまな種類があり、年齢や原因によって適した治療法も異なります。

眼瞼内反症の種類や症状、放置するリスク、治療方法について解説します。

Features

よしだ眼科クリニックの

眼瞼内反症治療の特徴

  1. Feature

    01

    眼形成外科医として経験豊富な相川医師がカウンセリングから手術までを対応

  2. Feature

    02

    眼科専門クリニックだからこそ角膜・視機能まで総合評価

  3. Feature

    03

    再発を防ぐための術式選択

担当医師

よしだ眼科クリニック 相川美和

よしだ眼科クリニック 医師

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

相川 美和

経歴

  • 2002年駿河台日本大学病院
  • 2014年日本大学病院
  • 2016年湘南メディカル記念病院
  • 2017年新前橋かしま眼科形成外科
  • 2018年オキュロフェイシャルクリニック東京
  • 2022年まぶたとなみだのクリニック千葉 院長
  • 2023年日本大学病院 眼形成外来開設
  • 2024年オキュロフェイシャルクリニック大阪 院長
  • 2026年テラクリニック 院長
  • 2026年よしだ眼科クリニック 勤務

資格

  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 一般財団法人 内面美容医学財団 学術理事

眼瞼内反症(逆さまつげ)とは

眼瞼内反症(逆さまつげ)とは

眼瞼内反症(逆さまつげ)とは、まつ毛やまぶたが眼球側に向くことで、まつ毛が角膜や結膜に接触してしまう状態を指します。
目のゴロゴロ感や異物感、充血、涙目などの症状を引き起こし、放置すると角膜に傷がつくこともあります。

一般的に「逆さまつげ」と呼ばれますが、実際には原因や状態によっていくつかの種類があり、適切な治療法も異なります。
まずはご自身の状態がどのタイプに当てはまるのかを知ることが大切です。

眼瞼内反症(逆さまつげ)の3つの状態の違い

「逆さまつげ」は総称であり、原因や状態によって「眼瞼内反症」「睫毛内反症」「睫毛乱生」の3つに分類されます。

それぞれで症状の現れ方や治療方針が異なるため、まずはどのタイプに当てはまるのかを見極めることが重要です。

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

まぶたそのものが眼球側へ巻き込まれている状態です。
その結果、まつ毛全体が角膜や結膜に接触し、異物感や充血、流涙などの症状を引き起こします。

加齢によるまぶたのゆるみが原因となることが多く、根本的な改善には手術が必要になる場合があります。

睫毛内反症(しょうもうないはんしょう)

まぶたの向き自体は正常ですが、皮膚やまぶたの構造によってまつ毛全体が眼球側へ押し倒されている状態です。

小児の逆さまつげとしてよくみられ、成長とともに自然に改善することもあります。
まつ毛が角膜に当たることで、涙目や目をこするなどの症状が現れます。

睫毛乱生(しょうもうらんせい)

まぶたの向きやまつ毛全体の生え方は正常であるものの、一部のまつ毛だけが不規則な方向に生え、眼球側を向いている状態です。

炎症や外傷、加齢などが原因となることがあります。
少数のまつ毛でも角膜に接触すると、強い異物感や角膜障害を引き起こすことがあります。

こんな症状ありませんか?

こんな症状ありませんか?

眼瞼内反症(逆さまつげ)では、まつ毛が角膜や結膜に触れることでさまざまな症状が現れます。

次のような症状に心当たりがないか確認してみましょう。
これらの症状が続く場合は、逆さまつげによって角膜や結膜が慢性的に刺激を受けている可能性があります。

  • 目がゴロゴロする、異物感がある
  • まばたきのたびに痛みを感じる
  • 目が充血しやすい
  • 涙が出やすい(流涙)
  • 目やにが増えた
  • 風に当たるとしみる
  • まぶしく感じる(羞明)
  • 目が疲れやすい
  • 目をこすることが多い
  • 視界がかすむことがある

POINT

要注意!角膜障害のリスク

眼瞼内反症を放置すると、まつ毛が繰り返し角膜を傷つけることで角膜障害を引き起こすことがあります。

特に、次のような症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
角膜の傷や炎症が進行すると、角膜混濁や感染症を生じることがあり、場合によっては永続的な視力低下につながる可能性があります。

  • 視力が落ちてきた
  • 視界がかすむ
  • 強い目の痛みが続く
  • 充血が長期間改善しない

眼瞼内反症の種類と原因

眼瞼内反症の種類と原因

眼瞼内反症にはいくつかの種類があり、発症する年齢や原因はそれぞれ異なります。
適切な治療法を選択するためには、どのタイプの眼瞼内反症なのかを見極めることが重要です。

ここでは以下の代表的な4つのタイプについて解説します。

    先天性眼瞼内反症(こどもの逆さまつげ)

    先天性眼瞼内反症は、生まれつきまぶたやその周囲の組織の発達が未熟であることにより、まつ毛が眼球側を向いてしまう状態です。

    特に下まぶたに多くみられ、日本人を含む東アジア人の小児では比較的よくみられます。
    軽症の場合は成長とともに顔の骨格やまぶたの構造が変化し、自然に改善することもあります。

    一方で、まつ毛が角膜に接触している場合は、目をこする、涙が多い、充血するなどの症状が現れ、角膜に傷がつくこともあるため定期的な経過観察が必要です。

    加齢性(退行性)眼瞼内反症

    加齢性眼瞼内反症は、高齢者に最も多くみられるタイプです。
    年齢とともにまぶたを支える筋肉や腱、靱帯が緩むことで、下まぶたが内側へ巻き込み、まつ毛が角膜や結膜に触れるようになります。

    目のゴロゴロ感や異物感、流涙、充血などの症状を繰り返しやすく、進行すると角膜障害を引き起こすこともあります。
    一時的にまぶたを引っ張ることで改善したように感じても根本的な解決にはならず、多くの場合は手術による治療が検討されます。

    瘢痕性眼瞼内反症

    瘢痕性眼瞼内反症は、結膜やまぶたの裏側に瘢痕(傷あと)が形成されることで、まぶたが内側へ引き込まれて生じるタイプです。
    外傷や熱傷、感染症、炎症性疾患、過去の手術などが原因となることがあります。

    瘢痕によってまぶたの構造そのものが変化しているため、まつ毛が広範囲にわたって角膜に接触しやすく、強い異物感や痛みを伴うことがあります。
    重症化すると角膜混濁や視力低下につながる場合もあり、原因や状態に応じた手術治療が必要となります。

    痙攣性眼瞼内反症

    痙攣性眼瞼内反症は、まぶたを閉じる筋肉である眼輪筋が過剰に収縮することで、一時的にまぶたが内側へ巻き込まれる状態です。
    角膜炎や結膜炎などによる目の刺激がきっかけとなることが多く、高齢者では加齢によるまぶたの緩みが関与している場合もあります。

    症状としては、目を強く閉じたときやまばたきの際に逆さまつげが悪化し、異物感や流涙、充血が生じます。
    原因となる眼疾患の治療によって改善することもありますが、症状が持続する場合は手術が必要になることがあります。

まつげを「抜くだけ」では治らない理由

まつげを「抜くだけ」では治らない理由

逆さまつげによる症状を和らげるために、まつ毛を抜いて対応する方もいます。

しかし、まつ毛は再び生えてくるため根本的な治療にはなりません
繰り返し抜くことでまつ毛の生える方向がさらに乱れたり、まぶたに炎症を起こしたりすることもあります。

また、まつ毛を抜いている間にも眼瞼内反症そのものは改善しないため、角膜への刺激が続く可能性があります。
異物感や充血を繰り返す場合は、原因に応じた適切な治療を検討することが大切です。

眼瞼内反症を放置すると

眼瞼内反症を放置すると

眼瞼内反症を放置すると、まつ毛が角膜や結膜を慢性的に刺激し続けるため、異物感や充血、流涙などの症状が悪化することがあります。
さらに角膜に傷が繰り返し生じることで、角膜炎や角膜混濁を引き起こし、視界のかすみや視力低下につながる可能性もあります。

また、見えにくさや目の不快感が続くことで、眼精疲労や頭痛を招くことがあります。
痛みや異物感を避けようとして無意識に目を細めたり、目をこすったりする習慣がつくことも少なくありません。

加齢性眼瞼内反症では、症状が徐々に進行するケースも多く、「年齢のせいだから」と放置されがちです。
しかし、重症化すると日常生活に支障をきたすだけでなく、角膜障害による永続的な視力低下につながるおそれがあります。
気になる症状がある場合は、早めに眼科を受診することが大切です。

眼瞼内反症の治療法

眼瞼内反症の治療法

眼瞼内反症の治療では、原因や症状の程度、年齢、まぶたの状態などを考慮しながら適切な術式を選択します。

当院では、逆さまつげの原因を丁寧に確認したうえで、症状の改善と再発予防の両面を考慮し、一人ひとりに適した治療方法をご提案しています。

治療法

切開の
有無

再発の
しにくさ

主な適応

埋没法

なし

小児、軽症例

Hotz変法(皮膚切開法)

あり

下まぶたの逆さまつげ

重瞼形成術

あり

上まぶたの逆さまつげ

眼瞼下垂手術

あり

眼瞼下垂が原因の場合

    埋没法

    埋没法は、医療用の糸を用いてまぶたの向きを調整し、まつ毛が眼球に当たりにくい状態へ導く治療法です。

    主に小児の睫毛内反症や比較的軽度の症例に対して行われます。
    皮膚を切開しないため身体への負担が少なく、手術時間も比較的短いことが特徴です。

    一方で、成長や組織の変化によって効果が弱くなり、再発することがあります。
    そのため、年齢や症状に応じて適応を慎重に判断します。

    Hotz変法(皮膚切開法)

    Hotz変法は、逆さまつげ治療で広く行われている手術方法です。
    下まぶたの余分な皮膚や眼輪筋の一部を切除し、まつ毛が外側を向くように調整します。

    特に先天性の睫毛内反症や加齢によるまぶたの変化が原因となっている症例に適応されます。
    埋没法と比較して後戻りしにくく、安定した効果が期待できることが特徴です。
    症状やまぶたの状態に応じて切除範囲を調整しながら手術を行います。

    重瞼形成術

    重瞼形成術は、二重まぶたのラインを形成しながら逆さまつげを改善する手術です。
    上まぶたの睫毛内反症に対して行われることがあり、まぶたの皮膚や組織の位置関係を整えることで、まつ毛が眼球側へ向く状態を改善します。

    逆さまつげによる症状の改善だけでなく、まぶたの重さや見た目の変化にも配慮できる場合があります。
    まぶたの形態やご希望を踏まえながら、適応を判断します。

    眼瞼下垂手術で治る場合もあります

    逆さまつげの原因が眼瞼下垂に伴うまぶたの位置異常である場合、眼瞼下垂手術によって症状が改善することがあります。

    まぶたが下がることで皮膚がまつ毛を押し込み、逆さまつげの状態を引き起こしているケースでは、まぶたの開きを改善することでまつ毛の向きも正常化する可能性があります。
    そのため、逆さまつげだけでなく、目の開きやまぶたの位置も確認しながら治療方針を検討することが重要です。

眼瞼下垂について詳しくはこちら

手術のタイミングは?

手術のタイミングは?

眼瞼内反症の手術時期は、年齢や原因、症状の程度によって異なります。
症状が軽い場合は経過観察が可能なこともありますが、角膜に傷がついている場合や日常生活に支障が出ている場合は早めの治療をおすすめします。

視機能への影響や将来的なリスクも考慮しながら、適切なタイミングで治療を行うことが大切です。

    子どもの場合

    小児の睫毛内反症は、顔やまぶたの成長に伴って自然に改善することが少なくありません。
    そのため、多くの場合は1歳前後まで経過観察を行います。

    ただし、まつ毛が角膜に強く接触している場合や、角膜障害が認められる場合は早期の治療が必要になることもあります。
    重度の逆さまつげを放置すると、角膜への刺激が続き、視力の発達に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

    大人の場合

    大人に多い加齢性眼瞼内反症は、自然に改善することはほとんどありません。
    初期には異物感や流涙だけでも、時間の経過とともに症状が進行し、角膜障害を引き起こすことがあります。

    まつ毛が眼球に当たる症状が続いている場合や、充血、痛み、視界のかすみなどがある場合は、手術による治療を検討するタイミングといえます。
    症状が軽いうちに治療することで、角膜へのダメージを防ぎやすくなります。

当院の眼瞼内反症治療の特徴

当院の眼瞼内反症治療の特徴
眼瞼内反症の治療では、単にまつ毛が当たらない状態にするだけでなく、その原因を見極めたうえで適切な治療法を選択することが重要です。

当院では、眼形成外科を専門とする医師が診察から手術、術後フォローまで一貫して担当し、再発予防や視機能にも配慮した治療を行っています。

眼形成外科医として経験豊富な相川医師がカウンセリングから手術までを対応

眼瞼内反症は、原因やまぶたの状態によって適した治療法が異なります。

当院では、眼形成外科領域の診療経験を有する相川医師が、カウンセリングから手術、術後の診察まで責任を持って担当しています。

診察では、逆さまつげの種類や症状の程度だけでなく、まぶたの構造や加齢変化の有無なども丁寧に確認します。
患者さん一人ひとりのお悩みやご希望を伺いながら、治療の必要性や手術方法について分かりやすくご説明し、納得いただいたうえで治療を進めています。

眼科専門クリニックだからこそ角膜・視機能まで総合評価

逆さまつげの治療では、まぶただけでなく角膜や視機能の状態を確認することも大切です。

当院は眼科専門クリニックとして、まつ毛が角膜にどの程度接触しているか、角膜に傷や炎症が生じていないかなどを詳しく確認したうえで治療方針を検討しています。

また、視力や見え方への影響も踏まえながら診察を行うため、目の健康を総合的に考慮した治療が可能です。
単に見た目を整えるだけでなく、角膜障害の予防や視機能の維持にも配慮した診療を心がけています。

再発を防ぐための術式選択

眼瞼内反症の手術では、症状を改善するだけでなく再発しにくい状態を目指すことも重要です。

当院では、患者さんの年齢や逆さまつげの原因、まぶたの構造を丁寧に確認し、それぞれの状態に適した術式を選択しています。
例えば、小児の睫毛内反症と加齢性眼瞼内反症では適した治療法が異なります。

また、眼瞼下垂など他のまぶたの疾患が関与している場合には、それらも含めて治療計画を立てます。
原因に合わせた術式選択を行うことで、長期的な症状改善と再発リスクの軽減を目指しています。

担当医師 相川美和

担当医師 相川美和

施術直後の美しさだけでなく、その先何十年も大切にすべき体の機能を最も重視しています。
年齢を重ねても美しくありたいという願いに対し、将来のお顔や身体の変化まで見据え、お一人おひとりに合った治療をご提案します。
大学病院皮膚科や美容クリニックでの経験を生かし、顔の印象を決める眼の診療に取り組んでまいります。

経歴

  • 2002年駿河台日本大学病院
  • 2014年日本大学病院
  • 2016年湘南メディカル記念病院
  • 2017年新前橋かしま眼科形成外科
  • 2018年オキュロフェイシャルクリニック東京
  • 2022年まぶたとなみだのクリニック千葉 院長
  • 2023年日本大学病院 眼形成外来開設
  • 2024年オキュロフェイシャルクリニック大阪 院長
  • 2026年テラクリニック 院長
  • 2026年よしだ眼科クリニック 勤務

所属学会・資格

  • 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
  • 一般財団法人 内面美容医学財団 学術理事

料金表

眼瞼内反症手術は、保険適用できます。

3割負担

1割負担

眼瞼内反症手術

約20,000円

約7,000円

手術概要

手術概要
眼瞼内反症手術は、まぶたの状態や症状に応じて術式を選択し、日帰りで行うことが可能です。
手術によって視野の改善や目の開きやすさの向上が期待できますが、術後には腫れや内出血などのダウンタイムもあります。

ここでは、手術の概要や術後の経過についてご紹介します。

項目

内容

手術時間

両側で60〜120分
ただし、術式や症状によって異なります。

麻酔

局所麻酔・点眼麻酔・笑気麻酔 など状態や術式に応じて決定

静脈麻酔
手術の麻酔は痛みのない静脈麻酔で行うようにしています。
ただし保険診療で行う場合は、静脈麻酔の使用が認められていません。(自費になります)

入院

日帰り手術

ダウンタイム

10日間程度
腫れは術後数日~1週間程度が目立ちやすく、徐々に落ち着いていきます。
内出血が生じた場合は2週間程度で改善することが一般的です。

リスク・副作用

出血、感染、兎眼(目がしっかり閉じられなくなる状態)、眼瞼下垂症の再発 まぶたの開きすぎによるドライアイや術後の炎症による腫れ、まぶたの形や見た目の変化
術後のダウンタイムには腫れ、内出血、涙目、目やになどが起こることがあります。

また、眼瞼下垂手術の傷跡が残る可能性があります。

術後の経過

術後は定期的に診察を行い、傷の治り方やまぶたの開き具合、見え方の変化などを確認します。
・激しい運動は、術後10日程度は控えましょう。
・術後4週間は、コンタクトレンズを着用しないようにしましょう。
・術後10日は、まぶたのメイクは控えましょう。

術後の注意事項

術後しばらくは目元への強い刺激を避け、医師の指示に従って点眼や内服を行っていただきます。
激しい運動や飲酒については一定期間制限が必要です。

施術後、眼瞼下垂が再び悪化したり、左右のまぶたのバランスが崩れたり、二重のラインが取れたりした場合、まれに再施術を検討することがあります。
2回目以降の施術は難易度が高くなります。

 

よくある質問

眼瞼内反症(逆さまつげ)の治療について患者さんから特によく寄せられるご質問についてお答えします。


子どもの逆さまつげは自然に治りますか?

小児の睫毛内反症は、顔やまぶたの成長に伴って自然に改善することがあります。
そのため、症状が軽い場合は経過観察となることも少なくありません。

ただし、まつ毛が角膜に強く当たっている場合や角膜に傷が認められる場合は、早めの治療が必要になることがあります。
定期的に眼科で状態を確認することが大切です。


手術は何歳から可能ですか?

手術を行う年齢に明確な基準はありません。
症状の程度や角膜への影響を確認しながら治療方針を決定します。

小児では自然改善を期待して経過観察を行うことが多い一方で、角膜障害や視機能への影響が懸念される場合には、幼少期でも手術を検討することがあります。
まずは眼科でご相談ください。


高齢ですが手術は受けられますか?

年齢だけを理由に手術が受けられなくなることはありません。
加齢性眼瞼内反症は高齢の患者さんに多くみられるため、実際にはご高齢の方が手術を受けるケースも少なくありません。

全身状態や持病、お薬の服用状況などを確認したうえで治療計画を立てますので、症状でお困りの方は一度ご相談ください。


眼瞼内反症の手術は保険適用されますか?

眼瞼内反症によってまつ毛が角膜や結膜に接触し、機能的な障害が認められる場合は、保険診療の対象となることが一般的です。

ただし、症状や病状によって適応が異なる場合があります。
診察のうえで保険適用の可否や費用について詳しくご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。


手術後、再発することはありますか?

眼瞼内反症の手術後も、まぶたの状態や加齢変化などによって再発する可能性はあります。
特に加齢性眼瞼内反症では、時間の経過とともに組織のゆるみが進行することがあります。

当院では、再発リスクを考慮しながら術式を選択し、術後も定期的に経過を確認しています。
気になる症状があれば早めに受診してください。

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06-6572-0003
受付時間 9:30 – 12:30 / 16:30 – 19:00

記事執筆

相川 美和

大学病院皮膚科にて、一般皮膚科・レーザー外来・腫瘍外来を担当し、さまざまな手術を経験してまいりました。あわせて美容クリニックでも美容皮膚科の診療に従事しております。これまでの皮膚科と美容医療の両面にわたる経験を生かし、顔の印象を大きく左右する眼に対して、眼形成外科の診療に取り組んでまいります。

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